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トルコで自炊!現地スーパーで買えるおすすめ食材
トルコの主要なスーパーはMigros(ミグロス)、Şok(ショック)、BİM、A101です。
店舗の大きさはまちまちで、街中の至るところにコンビニ感覚で見つけることができます。
Macrocenter、CarrefourSAは高級路線。店内に肉、パンなどの専門エリアが並び、お惣菜なども充実しています。
郊外ならMETROがおすすめ、卸売用の超大型スーパーです。
トルコはロンドンと違って野菜や果物がすごくおいしい!笑
(関連記事:ロンドンで自炊!現地のスーパー事情とおすすめ食材・簡単レシピ)
トルコの主要産業は農業なので、農産物の自給率は100%。どんなに小さなスーパーでも新鮮な野菜や果物が手に入ります。
基本的に量り売りで種類ごとに値段がちがうので、袋にほしい数だけ入れて、レジへ持っていくとその場で計算してくれるスタイル。
一個からでも買えるので一人暮らしにはとても便利。ただじゃがいも2個、人参1本、レモン2個、りんご2個…と買っていくとビニール袋がどんどん増えるのでエコではないです。
レジは欧米で一般的なベルトコンベア系。けれど動くことはごく稀です。
スーパーによってはカゴをそのまま置いても計算してくれたりするので、前の人に倣って商品を置くといいですね。
イスタンブール市内はほぼ全てのお店でクレジットカードが使えます。
お酒は買える?トルコの飲酒事情
トルコは意外とお酒が買えます。(ただし22時以降は販売禁止)
イスラム教徒が多いはずなのに普通にスーパーでも売っていますし、専門店もちらほら。なんなら街中のレストランで昼間から普通にビールが提供され、飲んでいる人たちがいます。(観光客が多いけど)
トルコのお酒といえばRAKI(ラク)というブドウでできた蒸留酒が有名。イスラムの聖典コーランが禁じているのはワインなので、それ以外なら飲めるという抜け道からできたのが由来だそう。
ビールやワインが安くてウィスキーはすこし高め。Efes(エフェス)というトルコビールのブランドは有名です。
ワインはVinkaraというトルコ産のブランドがあるのでぜひ試してみてください。
ヨーロッパに近いですがスーパーに売っている水はほぼスティールなので、炭酸水が手に入りにくいです。そのため、日本で流行っているハイボールは手軽には飲めなかったです。
ロカンタ(大衆食堂)を利用してトルコ料理を気軽に楽しもう
実は世界三大料理のひとつであるトルコ料理。(残り2つは中国料理とフランス料理)
そんなトルコ料理を気軽に味わえるのがロカンタ(大衆食堂)です。
大衆食堂といっても街中のロカンタはきれいなお店ばかり。
トレーを持って、サラダやスープ、惣菜、ピラフ(米料理)を盛ってもらって、自分で食器とパンを揃えてお会計。完全に学食のビュッフェだなと思いました。
一食200〜400円で日本の半分くらいの料金でお腹いっぱい食べられます。パンとスープだけというOLのような食事もできます。
店内は男性客ばかりなので、いつも「ブヌ(これ)」「パケット、パケット(包んで)」と言って持ち帰りしてました。
トルコの伝統料理の半分はロカンタで食べられるといっても過言ではないでしょう。
絶対に食べたい!おすすめのトルコ料理
そんなロカンタや街中で気軽にテイクアウトできるオススメのトルコ料理をいくつかご紹介します。
カルヌヤルク(ナスの肉詰め)
ナスにひき肉を詰めてトマトソースで煮込んだトルコの定番料理。
日本では「坊さんの気絶」という名前で親しまれている料理です。(坊さんが気絶するほど美味いから)
作り方は人によって異なりますが、ぜひトルコで本場の「坊さんの気絶」を食べてみてください。
ピラウ(トルコ風チキンピラフ)
現地の人もよく食べている印象のある、子どもから大人まで大好きな味。
しっかり味の付いたご飯の上に、割かれたチキンたっぷりのっています。特にひよこ豆が混ざったピラフが好き。いくらでも食べれてしまいます。
キョフテ
トルコ風ミートボールのキョフテ。
スパイスが練りこまれたお肉にしっかり味がついてるのでご飯やパンにとても合います。
お店によっては少し味が濃いと思うこともあるけれど、それがおいしい。
辛いものはあまり得意ではないですが、これは付属のピリ辛ソースを付けて食べたくなります。
オマール貝のドルマ
トルコには「ドルマ」と呼ばれる詰め物料理があります。
ナスやピーマンにご飯を詰めたり、ロールキャベツの中身がご飯になってたりする家庭料理です。
中でもこんな風にムール貝にご飯を詰めたドルマがとてもおいしい。レモンをきゅっと絞って頂きます。
お店の片隅に売っていて、1個から買えるのがうれしいです。
簡単でおいしいトルコ料理をつくろう!
外食も良いですが、トルコ料理は意外と簡単に作れます。
ざくろ酢を使ったサラダ
ざくろ酢はトルコ料理には欠かせない定番ソースです。
甘みのあるフルーティなお酢で、サラダはもちろん、味付けやソースにも大活躍。
ここではざくろ酢にレモン、オリーブオイル、塩で簡単なドレッシングを作りました。(レモンはなくてもOK)
お好きな野菜と絡めて頂きます。トルコに来たらぜひスーパーでざくろ酢をゲットしてみてください。
ザクロ酢を活用したレシピはこちらでも紹介しています。
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ハシュラマ(トルコ風ポトフ)
骨付き肉で作るトルコのポトフ。
牛肉や羊肉を使ったものを「エトゥ ハシュラマ」、鶏肉だと「タヴック ハシュラマ」と言います。
味付けは塩のみ。野菜と肉を重ねて30分〜1時間煮込むだけ。
新鮮な野菜がたっぷり手に入るトルコで作るハシュラマは本当においしいです。
トマトペーストを入れることが多いのが日本のポトフとの違いかなと思います。
ズッキーニのヨーグルトサラダ
実はヨーグルト大国であるトルコには、ヨーグルトを使った料理がいろいろあります。
①ズッキーニを角切りにしてニンニクとオリーブオイルで炒める
②塩で味付けする
③粗熱が取れたらヨーグルトと砕いたナッツとあえる
オリーブオイルとニンニクの風味が効いててめちゃくちゃおいしいです。
どれも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。