
世界最先端の電子国家を推進するエストニア。
その要といっても過言ではないのが、タリン工科大学(Tallinn University of Technology 通称 TUT)です。
ここの図書館がとにかく評価が高くて、一度行ってみたい!と思ってました。
今回はタリン工科大学図書館の利用方法と、その感想をご紹介します。
いざ、タリン工科大学図書館へ
タリン旧市街からバスに乗って30分。
地元の人にまじって、ようやくタリンらしい生活エリアにやってきました。
観光地のような賑わいもオシャレさもないですが、道中には木々や一軒家が多く「The・地元」という雰囲気です。
中心部から少しはなれると、その土地の本当の姿が見えますね。
まずは、学内のレストランで食事
お昼頃に行ったので、まずは腹ごしらえ。
ちょうどバスを降りて反対側、図書館脇の建物にレストランが入っていました。
中には近所のおじいちゃん・おばあちゃんと学生が数名。もしかしたら教員っぽい人たちが2〜3人いました。
大学内のレストランということで、学食のような位置づけでしょうか。
前の人に続いてトレーを持ち、スープとパンを購入。値段は€1.2。
うん、さすが大学。量が多くて安い。
カリフラワーたっぷりのクリームスープ、おいしかったです。
タリン工科大学図書館の利用方法
建物をぐるっとまわると、大学名の書かれた石の横に回転式のドアがあります。
図書館はこの建物の2〜4階ですので、まっすぐ階段へ。
2階に上がり、受付の人に「学生じゃないけど1日利用したい」ということを伝えます。
ここの図書館は、外部の人もビジターとして0.50€/日で利用できるんです。
カードに名前と日付を記入して、これで丸一日利用することができます。
長期滞在の場合、カードを作るとさらにお得になるそうです。
まるでベンチャー企業?図書館で仮想オフィス体験
入ってすぐ、まるでベンチャー企業のような空間が目に飛び込んできました。
図書館内は全てやさしい緑色で統一されており、黒とのコントラストがまるでIT企業のオフィスのようです。
全部で2〜4階まであり、たくさんの電源付きワークスペースがあります。
ちなみにWi-Fiはオープンですので、パスワードは必要ありません。
技術系の蔵書が多く、古い書籍が平積みになっている様に興奮しました↓
大学図書館をノマドにおすすめする理由
すごく評価の高い図書館ですが、特別何かあるという訳ではありません。普通の大学図書館ですw
ただ静かな環境で周りにマジメな方たちしかいないので、とても集中できます。
実際、図書館が閉まるまでおよそ5時間、作業に没頭することができました。
とにかく作業をすすめたいノマドには最適といってもいいかもしれません。
大学図書館は一般の人が入れないことも多いのですが、今回は現地の人に「この図書館は一般の人も入れる」という情報をもらったので、行ってみました。
大学によっては一般の人が入れないこともありますので気をつけて下さいね。
静かな環境で作業したい人、テクノロジーの最先端をいく大学の図書館に興味のある人はぜひ行ってみて下さい。