パリで街にとけ込むファッションを研究してみました

パリってオシャレな格好しかしちゃいけない雰囲気が漂っていませんか?

建物や街並みが洗練されているので、よれよれのTシャツで歩くのはなんとなく気が引けます。

道を歩いているだけで自然と背筋が伸びる、そんな街です。けれど、パリっ子たちが毎日「気合入ってます!」という感じのおしゃれをしているかというと、そうでもないんですよね。

今回は、フランス旅行にでかける人にもおすすめの、パリの街に溶け込む服装を考えてみました。

地元・パリジェンヌたちの、服装のポイントとあわせてご紹介します。それではどうぞ!

日本人が勘違いしている、パリジェンヌのファッションとは?

私がフランスにいく前にイメージしていたのは、原色のタイトな服を可愛くきこなすパリジェンヌの姿でした。

そう、まさしくフランスを舞台にした映画『アメリ』にでてくる女の子です。

レトロでちょっと派手な可愛らしいファッションは、まさにパリの理想のイメージですよね。

f:id:mimi_shiro:20181004002533j:plain

(引用:アメリ)

けれど実際のパリのファッション事情は全くちがいます。

基本スカートをはかないパリジェンヌ。

ヒールは低めで、石畳の上を歩きやすくが鉄則です。

バッグは、使い勝手重視の大きめトートバッグ。

ボディラインはしっかり出して、女の色気を忘れずに。

ストールは必需品で、巻物を使ってこだわりを表現することも。

漫画「のだめカンタービレ」にでてくる女の子の服装が、まさにという感じです↓

f:id:mimi_shiro:20181004002052p:plain

(引用:のだめカンタービレ)

上記を踏まえた、パリジェンヌの服装の特徴がこちら。

  1. 基本はパンツルック
  2. カバンは程よい大きさのトートバック
  3. スニーカー多し、ヒールは低め。(手入れはしっかり!!)
  4. ストールは必需品   (差し色・柄物多し)

普段はとことんカジュアルでシンプル。一見地味にもみえますが、そこは欧米人の顔立ちが映えます。

そして特別な日には目一杯女らしい、そのギャップがいいですよね。

靴やカバンをキレイに手入れしておくことも大切。“地味だけど洗練されている”がポイントです。

View this post on Instagram

Walking in my favorite neighborhood of Paris. 💙

Sanne Herssevoortさん(@sanne.herssevoort)がシェアした投稿 –

パリジェンヌにならう、洋服選びのポイント

そんなパリジェンヌ達の間で浮かないためには、どんな服装をすればいいのか。

日本人におすすめのポイントを4点、分析してみました。

1.ボディラインを隠そうとしない

日本人と現地人の一番の違いはここかなと思います。

日本人にありがちな全体的にダボっとした服装はNG。ボディライン、特にデコルテをしっかりみせましょう。

肌に程よくフィットする服装を心掛けると、背筋もすっと伸びてきます。

姿勢がよくなると、全然見え方が変わりますよね。

2.ムダに若作りしない

ふわっとしたワンピースに、パステルカラーのカーディガン。レースブラウスに、ななめ掛けバック。

日本人のふわふわした柔らかい雰囲気の服装は、パリの街中ではなんだか“幼い”

海外で年齢よりも若くみられるのは日本人の常ですが、いつまでも少女扱いされて喜んでいる場合じゃありません。

また、スカートやデザインの凝った洋服をきていると、余計な犯罪に巻き込まれることもあります。

(スリの鴨にされたり、ナンパされたり、無駄にお金持ちだと思われる)

「この服着ていて、〇〇歳にみえるかな?」

と考えて、年齢相応の服選びを心掛けることが大切です。

3.顔がキレイにみえる色を選ぶ

日本人のファッションは「服」が主役。

パリの人のファッションは、「自分」が主役。

白のブラウス1つとっても、パキッとした白なのか、柔らかい白なのか、とにかく自分の顔が映える色を選んでいます。

こういった自分プロデュースが上手なのがパリジェンヌ達。

洋服ではなく、「自分」を主役においた服選びが一番大切です。

4.日本人体型を攻略する

地味で洗練された、”シンプル イズ ザ ベスト”なファッションが似合う、格好いいパリの人たち。

ただ私たちには忘れてはならないハンデがあります。

それは“足の長さ”“顔の大きさ”

いくら最近の日本人が欧米化して背が高くなってきているといっても、欧米の人に比べて足が短く、顔が丸っこいのは、どうしようもない事実です(泣)

そんな中で、パリの人と同じような服装をしてもはたして似合うのか(反語)

シンプルな服装でも格好よくみせるために、使えるものは使いましょう。

インソールのスニーカーだったり、縦長のカーディガンだったり。

スタイルUPする服装のアイデアにおいては、日本人の右に出るものはいません。

まとめ-パリで溶け込む、おすすめの服装4例

実際にパリで日本人が過ごすなら、こんな服装かなぁというおすすめを、季節ごとに探してみました。

春 ver.

 

夏 ver.

 

秋 ver.

 

冬 ver.

 

パリの街を歩いていてふと思ったことは、服の生地が高級そう!ということ。

綿や麻よりも、軽くシワになりにくいレーヨンやポリエステルの方が違和感がありません。

スーツケースに入れる時も、シワになりにくいので使い勝手が良いです。

海外でどんな服装をすればいいか迷ったとき参考にしてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 


フランス人は10着しか服を持たない コミック版

1
BACK / HOME

Leave a Reply