フランス・パリで自炊!現地のスーパー事情とおすすめ食材・簡単レシピ

「パリで自炊してみたい!」

今回はそんなパリで暮らすように旅したい方におすすめの、スーパー活用法やフランスならではのおすすめ食材をご紹介します。

フランスのスーパー事情

フランスのスーパーはサラダバーが充実!

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ヨーロッパ各国の中でも、一番サラダバーが充実していたのがフランスではないでしょうか。

レタス、トマト、キュウリなどの生野菜はもちろん、キャロットラペをはじめ、味のついたお惣菜が何種類も揃っています。チーズだけでも3~4種類はありました。

(上記の写真は片面だけ、奥にはさらにもう一列あるんです!)

きちんとプラスチックのカバーで覆われていて、清潔感も◎。

12時を過ぎると、近隣のサラリーマンがお昼を買いにくるので、11時くらいにスーパーに行くと出来立て&キレイなサラダバーを利用できるんです。

フランスのサラダバーは、重さで値段が決まります。

ドレッシングを2~3種類選ぶことができますが、私の場合、野菜だけをモリモリ入れて、ドレッシングはなしでお会計します。(大体600〜700円くらい)

重量制なので、マヨネーズで和えたような惣菜や水分を含むものほど重い(笑)

家に帰ってそのまま料理に使えば、洗う手間・切る手間が省けて一石二鳥です♪

会計はセルフレジが普及

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こじんまりとしたスーパーが多く、日本より店員さんの数も少ないフランスのスーパー。

店員さんがいるレジよりも、セルフレジの方が多いお店もあるくらいです。

セルフレジの使い方は、日本と同じ。商品のバーコードを読み取っていき、最後にカードor現金で会計します。

一点注意すべきなのは、レジ袋は有料であること。

地元の人は大きなトートバックを、エコバック替わりに使う様子がよく見られます。

セルフレジの良いところは、小銭を消費できるところ。

ユーロの計算が面倒な時は、余っている小銭をばーっと入れてしまうことができるので、お財布の整理や帰国時などに活用しましょう。

日曜日のスーパーに気をつけて!

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日曜日は原則休みが多いフランス人。

日本のような24時間営業のコンビニはおろか、日曜日はスタッフさえいません。

レジにも人がいないため、入り口付近に警備員さんが立っています。

大きな荷物やバッグを持って入ろうとすると、万引き防止のため入り口に置いていくように言われるときがありました。

(いきなり声かけられるとびっくりしますよね!)

もちろん、レジはセルフレジのみ。

人にもよりますが、警備員さんにめっちゃ見られながらの買い物になるので、緊張する方は日曜日のスーパーは行かない方が無難です(笑)

フランスのスーパーでおすすめの食材とは?

パン

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「フランスに来たら、有名店のパンを食べなくちゃ!」

いえいえ、有名店でなくてもスーパーのパンで十分おいしいのがフランスのすごいところ。

一番おすすめなのはクロワッサンとバゲット

有名店に並んで購入したこともありますが、違いがわかるほどのパン好きではなかったので、最近はもっぱらスーパーで購入しています。

チーズ

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日本よりも圧倒的に安くておいしいのがチーズ。

特に、カマンベールはフランス発祥。ロックフォールのような菌が生きているナチュラルチーズも手に入りやすく、とにかく味が濃厚です。

日本だと少ない量でも高いチーズですが、フランスのスーパーではピンからキリまで様々な種類のチーズが揃っています。

一度「チーズの女王」といわれているこのカマンベールチーズを発祥の地で食べてみたいですね!

オイルサーディン(缶詰)

オイルサーディンは、いわゆる「イワシのオイル浸け」の缶詰のこと。

日本では蒲焼きやサバ缶が一般的なように、フランスの缶詰といったらオイルサーディン。

種類も豊富で、サラダオイルからトリュフ・レモン・トマトソースなど様々な味があります。

中でも特に美味しいのが、エキストラバージンオリーブオイルで浸けたもの。

イワシに塩味が効いていますので、さまざまな料理に活用することができますよ。

海外にいると恋しくなる魚料理ですが、フランスのオイルサーディンは本当にクオリティが高く、日本人におすすめの食材です。

スープの素

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スープの素が充実しているフランスのスーパー。

こちらは日本でもお馴染のクノールですが、フランスにしか売っていない味もあるのでぜひスーパーをのぞいてみて下さい。

料理に簡単に一皿追加できるので、自炊にはもってこいなんです。

簡単でおいしい!オイルサーディン活用レシピ

ここでは、自炊に便利な「オイルサーディン」を活用した簡単&おいしいレシピをご紹介します。

オイルサーディンのオーブン焼き

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Cpicon オイルサーディンのオーブン焼き by TAESUN

はい、オイルサーディンの缶詰をそのままオーブンで焼くだけです(笑)

驚くほど万能!チーズをのせてもいいですし、にんにくやトマト、アスパラ、キノコを一緒に焼けばアヒージョみたいになります。

ワインとの相性も抜群。おつまみにも、パンを浸して食べてもおいしいですよ。

オイルサーディンのハーブパスタ

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Cpicon 【簡単!】オイルサーディンのハーブパスタ by ★Ryogo★

パンに並んで、安くておいしいフランスのパスタ

茹でたパスタにオイルサーディン缶を加えるだけで立派な一皿に。

パスタの種類も豊富で、冷凍のフェットチーネはもちもちしていてすごくおいしかったです。

お好みでニンニクや唐辛子、ハーブを加えてアレンジしてみてください。

オイルサーディンのトマト煮

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Cpicon 5分で!お豆とオイルサーディンのトマト煮 by さとみわ

材料を混ぜて煮るだけ!簡単なのに手の込んだようにみえる時短レシピです。

オイルサーディンは、缶の中に油と塩気が入っているので、調味料いらずで自炊ができるのがポイント。

この他にも、サラダやピザなど様々な料理に活用できます。

プロも訪れる、フランスのおすすめのマーケット一覧

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フランスのマーケットは毎日やっているわけではありません。

大体火曜日と土曜日・日曜日など週2〜3回が定番。

営業時間が変わることもあるので、やっていたらラッキーくらいの気持ちで行きます。

マーケットで手に入るおいしいものは何と言っても新鮮な野菜

つやつやした野菜たちは、味も濃厚でとてもおいしく、プロも買いにくるそうです。

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↑形は歪んでても、濃厚ですごくおいしいトマト。

お肉や卵、チーズなども欠かせません。

私が1番好きなのは、マーケットで買うお惣菜。お肉屋さんが焼いた丸々チキンや、トルコやスペイン料理まで様々です。

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住んでいる家の周りにマーケットがないときは、生肉を持って帰るのは不安なので、加工してある肉や惣菜を購入します。

移民の多いフランスならでは、様々な惣菜があるので楽しいですよ!

フランスを訪れた際には、ぜひ行ってみてください。

 


パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)

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