タイは観光目的で30日以内の滞在はビザ不要です。
今回はチェンマイに2週間、バンコクに2週間滞在して1ヶ月生活するためにかかった費用をご紹介します。
ライフスタイルの目安
- 東京に住んでいたときの生活費は月20万円
- 1週間に2~3日は外食、週4〜5でお酒を飲みます
- 食事は量より質派、成城石井の惣菜とかよく買います
- 無理な節約生活はしない主義
1ヶ月の生活でかかった費用は?
タイで1ヶ月暮らすのにかかった費用はおよそ15万円でした。
SNSやデジタルノマドの方々のブログを拝見すると、これはかなり高いほうみたいです。
今回は家賃がチェンマイよりもバンコクのコンドミニアムの方が高かったので、バンコクの2週間分を1ヶ月分に換算しました。
つまりタイで1ヶ月暮らす生活費の最高額がこのくらいというイメージかなと。
もちろん3LDKの高級コンドミニアムとか豪華にしようと思えばもっと高くなります。
普通に東京や福岡と同じようにタイで暮らして、ちょっと良い家を借りるとこのくらいの目安でしょうか。
チェンマイ・バンコクの家賃について
チェンマイのきれいなコンドミニアムの家賃相場は12,000〜15,000バーツ(4〜6万円)です。
基本的に家具付きで、乾燥機付きドラム式洗濯機があったり設備が充実しているところでもこのくらいのお値段。
もっと安くすまそうと思えば2〜3万円で東京と同じワンルームが借りられます。
バンコクはチェンマイよりも+2万円くらいですが、場所によって値段がまちまちです。
チェンマイと同レベルのコンドミニアムを借りるなら6〜10万円くらいの予算を取っておいた方がいいと思います。
タイは基本的に長期滞在になればなるほどお得に物件を借りられます。
チェンマイもバンコクも「3ヶ月以上の滞在が条件で〇〇円」という賃貸をよくみかけました。
本当は数ヶ月滞在してみたいのですがタイのビザは申請して旅行ビザを取っても最長で60日間しかいられません。
3ヶ月近く滞在したいなら就労ビザを取らないといけないんですよね。
1ヶ月以内でコンドミニアムを借りるとどうしても割高になってしまうので、普通にタイで生活している人(移住者)の家賃よりはかなり高めの生活費になってしまいました。
食費について
タイでの食事は毎日外食して、お酒飲んで3万円ちょっとでした。
日本での食費が4.5万円、パリや北欧での食費が6〜9万円なのでだいぶ安いです。普通に生活していて、半分以下になりました。
タイは屋台文化が根付いていて、夕方になるとあちこちで路面店を開いています。
屋台飯はチェンマイだと40B(150円)、バンコクで50〜80B(250円)。一食90バーツ(およそ300円)だせばおいしいご飯が食べられます。
ただ日本食、外国産のものは日本以上に高いです。
例えば日本で1,200〜1,500円くらいの海鮮丼は、バンコクだと2,500円しました。
お酒やパスタといったヨーロッパ系の食品も、日本で買う1.2〜2倍程度の値段がします。
パリではワインばかり飲んでましたが、タイでは自然とビール派になりました。
チェンマイには地元クラフトビールのお店もあって、その土地のものはやはり安くておいしいです。
また部屋で調理するという習慣がないので、コンドミニアムはキッチン付きでもコンロがなかったり、鍋や包丁がないことがあります。
電子レンジやコーヒーマシンだけ完備されていて、外で買って部屋で食べるが前提という感じ。タイにいると自然と外食の習慣が身につきました。
通信費について
最近は世界中どこにいてもタイの格安SIM「AIS SIM2Fly」を使っています。
タイが本拠地の通信会社なので、バンコク市内にはあちこちに看板がでていました。
海外だとプランはアジア圏orヨーロッパ対応圏の2種類しかないのですが、タイだとかなり豊富になって特に安くなるのでおすすめです。
交通費について
タイは暑いので、移動するときは頻繁にGRAB(Uberのような配車サービス)を使っていました。
いくら安いとはいえ、気づいたら交通費9,000円。
車だけでなくバイクも選択できるので、ちょっとした移動に本当に便利なんです。
バイクの二人乗りは最初は緊張しますが慣れれば楽ちん。
バンコクよりもチェンマイの運転手さんの方が優しかったです。
バンコクは道路整備されている分、めちゃくちゃスピードがでるので気をつけましょう(サングラス吹っ飛びます)
国際免許証を持っている人なら1ヶ月スクーターを借りるのも手。
またチェンマイならソンテウ(乗合バス)、バンコクなら市バスを利用するのもおすすめです。
チェンマイを訪れる人はソンテウのルートを解明してみたのでご利用ください。
ソンテウの乗り方とルートは?チェンマイ市内の移動手段と値段の相場まとめ
博物館・美術館費について
アムステルダムは古典、ベルリンはストリートアートというイメージがありましたが、バンコクは想像している以上に「現代アート」が充実していました。
バンコク現代美術館(MOCA)をはじめ、クリエイティブ&アートセンター(通称TCDC)やバンコク芸術文化センターなど、訪れるだけで楽しい施設がたくさんあります。
また建築も含めて魅力的なカフェやワーキングスペースが数多くありました。
チケット代は日本と同じくらいか、無料のところもあります。
バンコクタワー(透明な屋上がある名所)のチケットだけ異常に高いのでご注意ください。
まとめ
生活コストだけみると、安さを求めて移住するならバンコクでも福岡でも同じという印象でした。
同じ金額なら家はバンコクの方がハイレベルな物件を借りられますが、生活費全般でいえば何でもかんでもタイの方が安いという感じはしません。
タイの人と同じような食生活なら安く抑えられますが、日本食や洋食が好きな人であれば福岡で暮らすのとあまり変わらなかったです。
日本と同じくらいの生活費で、ラグジュアリーな生活をしたい人はバンコク向けという感じですね。
あとは食事と気候、生活スタイルがどちらにあうかだと思いました。
東京から福岡に引っ越して生活費が抑えられた話はこちらで紹介しています。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!