
今回は、2023年夏に台北市で暮らしたときの1ヶ月の生活費をご紹介します。
1ヶ月どころか3ヶ月近く滞在していたので、平均で算出してみました。年々値上がりしている傾向があるので、参考までにご覧ください。
ライフスタイルの目安
- 東京に住んでいたときの生活費は月20万円
- 1週間に2~3日は外食、週4〜5でお酒を飲みます
- 食事は量より質派、成城石井の惣菜とかよく買います
- 無理な節約生活はしない主義
1ヶ月の生活でかかった費用は?

台湾での生活費は1ヶ月およそ16万円でした。日本の地方都市で暮らした時と同じくらいでしょうか。
以前はもっと安かったイメージがあるのですが、台湾はめちゃくちゃ進化していて、生活スタイルはちょっと変わりますが、生活費はほとんど差がなくなってきていると思います。
台湾で安いもの
食費
台湾は外食文化なので、部屋にキッチンがついていないことが多いです。
そのため朝は朝食屋さんで食べて、夜は夜市などを利用します。もちろんスーパーや市場もありますが、圧倒的に外食の選択肢の方がいっぱいあります。ご飯作らなくていいって楽ちん。
成人女性で大体1食400円、ドリンク200円くらい。ほとんどの屋台がテイクアウトできるので、滞在中2/3くらいは持ち帰っていました。
トルコのロカンタのようなお惣菜屋さんを見つけてからは、そちらもめちゃくちゃ利用していました。どこかで台湾の行列には外れがないって聞いていたので。地元の人たちが夕方に並んでいるのを見て発見したのですが、すごくおいしかった!
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日用品
台湾はこまごまとしたものが日本よりもちょっとだけ安いです。
掃除用具とか雑貨とか。もちろん買う場所にもよります。
後半で紹介するように、インスタ映えする場所、モノ、料理はどんどん高くなっているのでピンキリです。生活するなら周りが観光地すぎる都心よりも、すこし離れたローカルなエリアがおすすめです。
台湾で高いもの
家賃
これは人にもよりますが、台湾で清潔なワンルームを借りようと思うと日本よりも高くなります。
台湾の家賃相場はシェアなら8,000元~(4万円~)、ワンルームなら10,000〜15,000元(5~7万円)くらいですが、全体的に古い建物が多いため、どうしても清潔感にかける部屋が多いです。特に水回りは期待できません。
賃貸は基本的に1年契約のところが多いですし、大家さんとのやり取りは基本中国語か英語。まれに日本語ができる大家さんもいます。安い賃貸はいっぱいあるのですが、台湾は内見から入居までのテンポが非常に速いため、安くていい部屋はすぐに埋まってしまいます。
現地の人ですら「内覧の予約をしたけれど内覧する前に決まってしまった」ということはザラです。中国語でスムーズなやり取りができないとかなりハードルが高く、短期(1~3ヶ月)で借りようと思えばさらに家賃は自然と高くなります。台湾での家探しについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
・台湾で部屋探し!中国語ができない人が賃貸を借りる方法
私は15,000〜20,000台湾ドルで探していました(69,000〜92,000円くらい、これでも台湾では高い方)が、本当に家が決まらなくて、結局いちばん高い値段で部屋を借りました。
おしゃれなカフェや施設
台北にはおしゃれなアートスポットが増えていて、芸術村と呼ばれる書店やカフェを併設された施設がたくさんあります。この中にある雑貨屋さんやカフェはすこし高め。施設自体は無料で利用入れるところも多いので、その分物欲を抑えるのが大変ですw
また、ガイドブックに掲載されるようなこだわりのカフェやスイーツ店、レストランなどは日本よりも高いと感じることがちょこちょこありました。おしゃれな分、ガッツリ料金上乗せされているような。ローカルとの差が日本よりもあるので、余計に高いと感じてしまうのかもしれません。
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台湾で1ヶ月暮らしてみた感想
台湾は本当に家探しだけが大変…!快適な部屋さえ抑えられれば、とても過ごしやすいです。
以前は台湾の物価は日本の0.6倍くらいだと感じましたが、2023年は安いところで0.8倍、その他は日本とほとんど変わらないと思いました。
昔ながらのローカルな良さもあって、最先端のおしゃれがどちらも楽しめるのが台湾の魅力だと思います。今回は台北市に暮らしていましたが、台中や台南、高雄で過ごすとお得だと感じることがたくさんあったので、台北以外にも中~長期滞在してみたいと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。