じつはトルコはプチプラ天国!
街を歩くと1,000円〜3,000円くらいのファストファッションがたくさんあります。
というのも欧米や日本のアパレルブランドのような価格帯はトルコでは高いから。
食品や交通の物価が安いトルコで現地の方の給与は10万円前後です。1万円以上する服があっても売れないですよね。
オスマンベイ(Osmanbey)のような高級エリアや観光地を除けば、手頃価格でそこそこの商品が手に入るしまむらみたいなお店が多いです(決してしまむらをディスっている訳ではない)
せっかくイスタンブールに行くなら、トルコにしかないブランドを買いたい!
今回はそんなプチプラ製品に溢れたイスタンブールで、おすすめのトルコならではのブランドをご紹介します。
有名なファストファッションブランド3店
KOTON(コトン)
イメージはGUやH&M。カジュアル〜きれい系まで幅広く網羅しているので、まずここに行けば大抵の物がみつかります。
参考価格はトップスが29TL(約400円)、ワンピースやジャケットが70〜120TL(約900〜1,600円)。
ピアスのような小物やちょっとした日用品も置いてます。きれい系からスポーティまで20代30代も使いやすいシンプルな服が多いです。
店内をみればトルコのトレンドがなんとなくわかるのではないでしょうか。
LCwikiki(エルシーワイキキ)
トルコで有名なファストファッションは、上記のKotonとこちらのLCwikikiの二大巨頭です。
LCwikikiは元はフランスのブランドでしたが、トルコのアパレルブランドとして独立しました。
トルコだけでなくチュニジア・モロッコまで覇権を伸ばしていて、地中海沿岸のおなじみのファストファッションになりつつあります。
KOTONに比べると、若者ウケするやんちゃなデザインが多いです。
参考価格はTシャツ300〜400円、パーカー800〜1,000円くらい。カバンやスポーツ用品が充実しています。
派生した下着ブランド(LCW DREAM)やホーム用品(LCW HOME)もあって、大きなモールであれば同じエリアに並んでいることが多いです。
KOTONとLCwikikiは大きなショッピングモールであればほぼ入っていますのでぜひチェックしてみて下さいね。
DeFacto(デファクト)
2005年発祥、エジプトやモロッコ、イラクなどに展開しているトルコの有名アパレルブランド。
KOTON・LCwikikiがモール内に多いのに対して、DeFactoは主要なエリアに必ず大型店舗を構えています。
上記の二つに比べると大人しく、淡い色合いや可愛いデザインのものが多いです。
色のバリエーションが豊富で女子向けのファストファッションブランドです。
トルコ発祥の良質なブランド5店
Begonville(ベゴンヴィル)
トルコ発祥のタオルブランド。
エジプシャンバザールの中とカディキョイに店舗があり、大判のカラフルなブランケットや肌触りの良いリネン類がみつかります。
日本では寝具として定番のタオルケットですが、海外ではなかなかみつかりません。そんな包まりたくなるルーム商品が見つかるのがここ。
価格も良心的で、色んなモチーフや素材があるので迷ってしまいます。オンラインショップもあるので、ぜひ事前にチェックしてから訪れてみてください。
公式HP→https://www.begonville.co/
MAVI(マーヴィ)
トルコ発祥のジーンズブランド。ジーンズだけでなく服も売っているので、雰囲気としてはRight-onに近いです。
COTONやLCwikikiに比べると高めですが、生地や縫製がしっかりした信頼できる商品ラインナップ。
参考価格はジーンズが1,200〜2,000円、スウェットが1,500〜2,300円。
カジュアルなトルコブランドが欲しい人におすすめです。
DOGO(ドゴ)
イズミルで生まれたアートな靴屋さん。
こんな風にオリジナルの世界観でプリントされたイラストが特徴。普通のシューズだけでなく、ヒール靴やサンダルもあります。
環境へ配慮してサステナブルファッションを掲げるトルコの中では先駆的なブランドです。
YARGICI(ヤルグジュ)
1978年にEmirYargıcıによってオスマンベイで立ち上げられたトルコ発祥ブランド。
日本で買うような質もデザインも良い洋服が、半分くらいの値段で手に入るといえばわかりやすいでしょうか。
3,000円でめちゃくちゃ可愛いワンピースが買えます。
デザインも奇抜すぎず淡いカラーのナチュラルなテイストが中心。日本人が爆買いしたくなる品揃えです。
それでもところどころに透け感があったり、体にフィットするデザインだったり外国感があって、店舗を見つけるたびにのぞいてしまうブランドです。
OXXO(オーエックスエックスオー)
こちらももちろんトルコ発祥。YARGICIと比べると外国感たっぷりのタイトなデザインに出会えます。
おしゃれなのにリラックスできるようなアイテムが多く、ブラの代わりになるようなキツめのキャミやタンクトップを600〜800円程度で買えます。
海外にいると体のラインを出したおしゃれに段々と抵抗がなくなってくるので、おしゃれでセクシーなファッションを楽しみたい人におすすめ。
トルコで絶対いきたいコスメショップ3店
Arifoglu(アリフオール)
ガイドブックなどにもよく取り上げられる、トルコ発天然コスメ系ブランド。
混ざり気のないローズオイルやアルガンオイル、質のいいシアバターなどスキンケア商品がおすすめ。
じつはトルコは蜂蜜で有名なのですが、栗の木から取れるチェスナッツハニーもココで手に入ります。
その他にもお茶やドライフルーツといったイスタンブール市内でよくみかける「自然食品店/ハーブ屋さん」といった感じ。
エジプシャンバザールの中にある店舗が有名ですが、ここは観光客向けなのでいちばん高いです。
おすすめはアジアサイドのカドュキョイ・Ayrılık(アイルムク)駅のすぐ側にあるショッピングモールに入っている店舗。
交渉すれば必ず表記の20〜30TLは安くなるので、忘れずにディスカウントできるか聞いてみてくださいね。
実際に使用したスキンケア系コスメのレビューはこちらで紹介しています→トルコのスキンケアレビュー!イスタンブールで買いたいおすすめの商品は?
ATELIER REBUL(アトリエ レブル)
トルコといえばコロン、そしてコロンといえばレブルというくらい有名なお店です。
複数の香りをラインで展開していてコロンだけでなくハンドクリーム・キャンドルのほか、石けんやボディローションなどのスキンケアラインが揃っています。
肌に良いこだわりのラインで、イスタンブール市内でスキンケア用品を探している人におすすめ。
価格はトルコ国内にしては高めですが日本と比べれば適正価格です。
使い心地がすごくよくて、日本でこのクオリティをこの値段で手に入るのは難しいでしょう。
ちなみに店舗によってはイスタンブール限定の香り(スパイシーな感じの匂い)の商品があります。
コロンやクリーム系は特におすすめなのでお土産にもぜひ。(参考価格ハンドクリーム 45TL 600円)
flormar(フロマール)
flormarはトルコ発祥で世界展開しているコスメブランドです。
コスパが良くて発色の良いアイシャドウやリップ、ネイルが特徴。
健康的な色合いのカラーからビビットな色味まで、日本にありそうでないカラーが揃っています!
コスメ好きな人はぜひ訪れてみてください。
おわりに
トルコって意外に安くて可愛いブランドがたくさんあるんですよね。
格安ブランドならTシャツ1枚20〜30TL(約300〜400円)、 パーカー70〜100TL(900〜1,200円)で買えちゃいます。
高そうなブランドでも200〜300TL(2,500〜3,000円)が相場なので気軽に買えるのがうれしいです。
今回ご紹介した中でもYARGICIとOXXO、ArifogluとATELIER REBULは特におすすめです。
ATELIER REBULにはイスタンブールでしか手に入らないシリーズもありますし、Arifogluは本当に品質が良いので日本で同等のものを買うよりも割安感があります。
せっかくならトルコならではのブランドを買いたい、イスタンブールならではの物を手に入れたい!という方はぜひ訪れてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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