
ベルリンの街中には、たくさんのカフェがあります。
日本と違うのは、チェーン店よりも個人経営やロースタリー(焙煎所が併設されている)が多いこと。
素敵なカフェがありすぎてベルリンにいる間は、毎日のようにカフェを訪れていました。時には1日2件ハシゴすることも(笑)
今回は総数30軒の中から選んだ、私が本気でおすすめしたいカフェ5選をご紹介します。
今回カフェを選んだ基準
選んだポイントは [color color=”red”]①コーヒーの味 ②店の雰囲気 ③ノマド環境[/color] の3つです。
①のコーヒーの美味しさをいちばん重視しています。
ついで②の雰囲気は「時間を気にせず過ごせるか」です。人が多すぎたり、席がなかなか空かないとリラックスできません。
おまけで③Wi-Fiや電源の充実度も書いています。ノマドしたい方は参考にしてみてください。
1.BEN RAHIM
評価
店の雰囲気:★★★★☆
ノマド環境:★★★☆☆
ミッテ地区にある中庭のデパート『Hackescher Hof(ハッケシャー・ホーフ)』の横にある小さなコーヒー専門店です。
豆を販売していて、香りと味わいにこだわった本当に美味しいコーヒーが飲めます。
店内にソファが3テーブルとカウンター2席、外にも少し席があります。
こじんまりとした店内ですが、豆を買って帰る人が多いようで、席自体はそれほど混んでいませんでした。土日を避ければのんびりコーヒーの味を楽しめます。
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2.HALLESCHES HAUS
評価
店の雰囲気:★★★★★
ノマド環境:★★★★☆
広い店内に木の家具、白い壁。クロイツベルク地区にある雑貨屋を併設したカフェです。
コーヒーの質も高いんですが、何より店内の雰囲気が最高です。緑いっぱいの中庭もあって、木陰にビーチチェアでくつろぐことができます。
雑貨屋とカフェが一体になっていて、デザイン雑貨・キッチン用品・食品などが並んでいます。半日いても楽しい。
電源は雑貨屋との入口と中庭への出入り口付近にあり、PC作業するエリアがゆるく区切られています。
Wi-Fiパスワードはレジ横の黒板に。スタッフに聞いても親切に教えてくれますよ。
3.THE VISIT COFFEE & EATERY
評価
店の雰囲気:★★★★☆
ノマド環境:★★★★★
ベルリン内に2店鋪ある人気店。いつも複数の焙煎コーヒーがあり、好みに合わせて選ぶことができます。
朝食で有名なお店で、フードメニューも豊富です。
内装がシンプルかつお洒落で、木がふんだんに使われているのがいい感じ。
Wi-fiはパスワードなしで利用可能で、イスのすぐ下に電源が並んでいるのですごく使いやすいです。
4.CHAPTER ONE COFFEE
評価
店の雰囲気:★★★☆☆
ノマド環境:★☆☆☆☆
少し中心地から離れた場所にあり、地元の人で賑わう個人店。
一杯一杯、丁寧に淹れられたコーヒーを味わえます。
Wi-fi・電源はありませんし、店内も狭いですがコーヒーの味は最高でした。支払いは現金のみです。
5.R/D COFFEE BAR
評価
店の雰囲気:★★★★★
ノマド環境:★★★★★
オール星5!ノマドにもコーヒー好きにもおすすめしたいお店です。
ナイトロコールドブリューなど、スタバロースタリー顔負けのこだわり一杯が飲めます。
夜はバーになるので、エスプレッソを使ったカクテルがあります。
入口はこじんまりとしていますが、中は奥行きがあって広々。
Wi-Fiは速く電源も多いので、ノマドにうってつけです。
平日は21:00、週末は23:00までやっているので夜遅くでもOK。パスワードは、黒板メニューの下の方に書いてあります。
ベルリンのカフェ事情
アイスコーヒーが激甘問題!
ベルリンでアイスコーヒーというとクリーム盛り+アイス入りが一般的です。
ドイツでアイスコーヒーを頼むと、バニラアイス入り+クリーム盛りもりが普通なんだって😦
ホットしか飲んでなかったから知らなかった。#ベルリン #アイスコーヒー #ブラックじゃない pic.twitter.com/Cqo6Fg5Cns
— むぎこ@人生の余白を楽しむ (@kurasiro_o1) August 17, 2019
このクリームがまた甘くないので、生クリームが苦手な人には結構辛いんですよね…。
ブラックのアイスコーヒーを頼むには、ノークリーム、オンリーブラック、ウィズアイスキューブと頼まなければいけません(笑)
Wi-Fiの会社がみんな同じ?
ベルリンで行ったカフェの、およそ半分近くで使われていたのがこのWi-Fi。
利用規約に同意するだけの簡単なものですが、かなりのシェアがあるようです。
誰でも気軽にアクセスできすぎて、果たしてセキュリティは大丈夫なのか心配になりました。
夏は店内に人がいない
ベルリンでは、テラス席には人がいっぱいいるのに、店内がガラガラということがよくあります。
ヨーロッパは冬が厳しいですし、夏は太陽の光を浴びたい人々が多いせい。
日焼けしたくない日本人と韓国人くらいしか店内にはいないので、よく店内で貸切状態になっていました。
番外編 ベルリンで朝食を食べるなら
暮らしてみるまで知らなかったのですが、ベルリンで朝食はすごく重視されています。
多くのお店に朝食メニューがあって、量もこだわりも半端ありません。
友達と会う時に「明日朝食いっしょに食べよう」と誘うくらい。ただ朝食といっても夕方まで一日中食べられる店もあります。
『朝食は皇帝のように 、昼食は国王のように、夕食は乞食のように』
ってドイツのことわざだったんだ。#朝食 #もう15時だけど pic.twitter.com/fVGBXsEoGq
— むぎこ@人生の余白を楽しむ (@kurasiro_o1) August 12, 2019
ベルリンといえば朝食!ということで、最後におすすめの2店舗をご紹介します。
CAFÉ LA MOUCHE
シャルロッテンブルク宮殿のすぐ側にあり、朝食の種類がとてもわかりやすいのが特徴です。
メニューが丁寧に書かれているので、はじめての朝食選びにも困ることがありません。
キッシュを頼んだらミニサラダが付いてきた。しかもめちゃくちゃ美味しい↓
マスターの接客が丁寧で、とても居心地の良いカフェです。休日は観光客で混雑するので、平日の利用がおすすめ。
FACTORY GIRL
おしゃれで豪華な朝食を楽しむならココ。ミッテ地区にある朝食に特化したカフェレストランです。
そのコンセプト通り食材や手法にこだわった、見た目も美しい朝食が頂けます。
ビーガン、ベジタリアン、グルテンフリーなど様々な食に対応していて、健康志向&おしゃれな若者がたくさんいました。
いつ訪れても人がいっぱいの人気店です。
おわりに
1ヶ月毎日カフェに行っていましたが、全体の1/100も行けてないと思います。
けれど、上記で紹介したお店は本当においしかった!
ベルリンはカフェ激戦区で、経営やっていけるのかなと心配になります。2〜3年前に他のブログで紹介されていたお店がなくなっていたりということもあったり。
今回ご紹介したのは2019年夏時点の情報です。興味のある方はぜひ行ってみてください。